どくしんこうむいん

飽きっぽいのでたまに書きます。

年末って意外とやることないよねって感じている人に捧ぐ

 年末って意外とやること無いですよね。ゴロゴロして時間を持て余している人、いっぱいいると思います。僕ももちろんそうです。読書おすすめです。読んだ本でおすすめを紹介します。とにかく読みやすく、面白いけれど読んだあとになんとなく充実感が出る本を選びました。

1. 夢を叶えるゾウ/水野敬也

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 僕は基本熱血系の自己啓発系は読まないです。が、これはおすすめというのが一冊あります。夢をかなえるゾウという水野敬也さんの本です。

 いろんな所でおすすめされまくっていて、紹介するのも恥ずかしいくらいのド定番の本です。こすられまくっているので、聞いたことある人も多くいると思います。

 熱血さがほどほどに薄まっており、読みやすくて良いです。さらにこの本の一番良いところは、自己啓発本に大体書いてありがちなことが網羅されていることです。トイレ掃除や、身なりを整える、寄り道せずまっすぐ帰る等、どこかで聞いたことあるなあ、見たことあるなあってことがまとめて書いてあります。

 さらに上記のことがストーリー調で、実際に想像しやすい場面に即して書いてあるのですごく理解しやすいです。

 これさえあれば、他の啓発本を読む必要無いんじゃないかってぐらい必要十分なことが書いてあるので、一度読んでみてほしいです。何を読もうかなあって悩んでいる人や、活字があまり得意でない人にも、最初に選ぶ一冊としてもおすすめです。

 ちなみに僕はこの本自体は好きですが、ガネーシャがあまり好きになれませんでした。理由は分かりません。あと2,3もあるらしいですね。読んだら誰か教えてほしいです。

 

2. 社会人大学人見知り学部/若林正恭

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 こちらは芸人の若林正恭さんが書かれたエッセイです。なんだ、芸人の本か・・・と侮るなかれ、この本は普通の作家さんが書かれたものと遜色ないです。むしろ笑いのある分読みやすいです。

 内容としては、著者の若林さんが雑誌ダヴィンチで連載されていたエッセイをまとめたものです。若い頃彼が感じていたこと、抱えていた葛藤などが赤裸々に書かれています。

 僕がこの本で好きなところは、著者がいかにも現代人な思考で、さらにそれを突き詰めたような性格をしているところです。なので共感できたり、できなかったりします。ただ共感できないときでも分からなくはないかなって思えるリアリティがあります。そこが好きです。

 若林さんが苦悩していることは、日々誰もが共通して体験している、あるあるが多いので、自分に置き換えて考えてみるのも楽しいです。

 僕は相方の春日さんについて書かれている章が好きです。この二極化の対比にすごく納得させられました。

 

 

以上2冊でした。つぎはまた別のテーマでまとめたいです。